雲影(読み)ウンエイ

デジタル大辞泉 「雲影」の意味・読み・例文・類語

うん‐えい【雲影】

雲の姿。曇らせるもののたとえにもいう。「西の空に雲影を見る」「心を雲影が覆う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲影」の意味・読み・例文・類語

うん‐えい【雲影】

  1. 〘 名詞 〙 雲の姿。空をおおう雲の影。また、曇らせるもののたとえとしても用いる。
    1. [初出の実例]「濛遠色天外来。圧林雲影空中頽」(出典:天柱集(1348頃)夏景雨竹)
    2. [その他の文献]〔盧綸‐春日題杜臾山下別業詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雲影」の読み・字形・画数・意味

【雲影】うんえい

雲の影。唐・盧綸春日、杜山下の別業に題す〕詩 雲影斷じ來(きた)つて、峰影出で 林ち盡して、生ず

字通「雲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android