雲翳(読み)うんえい

精選版 日本国語大辞典 「雲翳」の意味・読み・例文・類語

うん‐えい【雲翳】

〘名〙 (「翳」はくもるの意) 雲によって空が曇ること。曇り。
※本朝文粋(1060頃)一・秋夜感懐〈橘在列〉「夜深雲翳尽。秋月懸清虚」 〔王勃‐広州宝荘厳寺碑〕

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デジタル大辞泉 「雲翳」の意味・読み・例文・類語

うん‐えい【雲×翳】

雲で空が曇ること。空のかげり。曇り。

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普及版 字通 「雲翳」の読み・字形・画数・意味

【雲翳】うんえい

雲影

字通「雲」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の雲翳の言及

【尿】より

… 正常尿は排出直後は清澄であるが,放置すると灰白色の沈殿物が見られることがある。これは雲翳(うんえい)nubeculaと呼ばれ,膀胱および尿道上皮から分泌された粘液の凝固したものである。また放置すると(とくに気温の低いときに),煉瓦色~ピンク色の混濁が見られることがある。…

※「雲翳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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