雲谷等哲(読み)うんこく とうてつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雲谷等哲」の解説

雲谷等哲 うんこく-とうてつ

1631-1683 江戸時代前期の画家
寛永8年生まれ。雲谷等益の3男。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩につかえる。天和(てんな)3年逼塞(ひっそく)を命じられる。ゆるされぬまま,同年6月9日病死した。53歳。別号三玄作品に「花鳥図」「出山釈迦図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「雲谷等哲」の解説

雲谷等哲

没年:天和3.6.9(1683.8.1)
生年:寛永8(1631)
江戸初期の雲谷派の画家。雲谷等益と斎藤治右衛門元助の娘の3男。号は三玄。萩藩主毛利秀就に仕える。承応2(1653)年法橋,天和2(1682)年法眼位についたが,翌年逼塞を命ぜられ,赦免のないまま病没した。

(川本桂子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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