雲鱣羹(読み)うんぜんかん

精選版 日本国語大辞典 「雲鱣羹」の意味・読み・例文・類語

うんぜん‐かん【雲鱣羹】

  1. 〘 名詞 〙 料理一種。すり立てのヤマノイモ一升(一・八リットル)に、砂糖一斤(六〇〇グラム)、鶏卵二〇個の割合でねり合わせ、蒸して雲形に切ったもの。精進料理には、鶏卵を入れずクチナシで色を付ける(随・貞丈雑記(1784頃))。
    1. [初出の実例]「月鼠羹。雲鱣羹。葚鼈羹(しんへつかん)」(出典尺素往来(1439‐64))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 シン

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む