デジタル大辞泉 「零れ懸る」の意味・読み・例文・類語 こぼれ‐かか・る【▽零れ懸(か)る】 [動ラ五(四)]1 こぼれそうになる。「コップの水が―・るほど、ひどく揺れた」2 髪などが垂れかかる。「御額の髪、ゆらゆらと―・り給へる」〈狭衣・一〉3 こぼれ落ちて、物にふりかかる。「御顔にはらはらと―・りける御泪なみだを」〈太平記・一二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例