ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「零式水上観測機」の意味・わかりやすい解説 零式水上観測機れいしきすいじょうかんそくき 日本海軍の軍用機。戦艦および重巡洋艦に搭載され,主砲の弾着観測に使用された水上機。三菱重工業が開発し,1940年制式採用。空戦性能もよく,太平洋戦争初期には水上機母艦に搭載され,また前線の水上基地にも配備された。単発,乗員2,複葉単浮舟,全長 9m,総重量 2550kg,最高速度時速約 370km,航続距離 1070km。武装は 7.7mm機関銃3,60kg爆弾2。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報