雷山(読み)らいざん

日本歴史地名大系 「雷山」の解説

雷山
らいざん

佐賀・福岡県境の背振せふり山地の一峰。佐賀郡富士町と福岡県糸島いとしま前原まえばる町との間にある。標高九五五メートル。

万葉集」巻一四に次の歌がある。

<資料は省略されています>

対馬から九州を望んでの歌で、この神の嶺は雷山と考えられる。雷山は往昔山頂に雷神を祀ったと伝え、古い砦の跡も残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む