雷粔籹(読み)カミナリオコシ

デジタル大辞泉 「雷粔籹」の意味・読み・例文・類語

かみなり‐おこし【雷粔籹】

江戸浅草の雷門前で売りはじめたおこし大阪あわおこしに対する東京名物菓子。

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精選版 日本国語大辞典 「雷粔籹」の意味・読み・例文・類語

かみなり‐おこし【雷粔籹】

  1. 〘 名詞 〙 おこしを梅の実大の球形、または長方形などに固めたもの。江戸浅草の雷門前で売ったところからいう。
    1. [初出の実例]「なかだちのくどき落さん企みかもかみなりおこし妹にくはせて」(出典:狂歌・飲食狂歌合(1815))

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