電信売相場(読み)デンシンウリソウバ(英語表記)Telegraphic Transfer Selling rate

デジタル大辞泉 「電信売相場」の意味・読み・例文・類語

でんしん‐うりそうば〔‐うりサウば〕【電信売相場】

ティー‐ティー‐エス(TTS)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電信売相場」の意味・わかりやすい解説

電信売相場
でんしんうりそうば
Telegraphic Transfer Selling rate

略称 TTS電信による仕向送金に適用される外国為替相場 (為替レート) であり,外国為替の受払いで銀行が資金の立替えをまったく必要としない場合の相場である。これは仕向送金,送金小切手の取組み,旅行小切手の売却,外貨貸付けの決済などに適用される。銀行間決済相場 (仲値) に外国為替銀行の手数料為替変動リスクの危険負担料を加えて決められ,前日から当日午前 10時前までの為替相場を参考にして午前 10時に公示される。このレートは銀行間の直物相場が一定の幅をこえて変動しないかぎり,当該取引日中の取引に適用される。なお,顧客あてにきた被仕向送金の支払い,代金受領済みの被仕向送金小切手の支払い,取立済みの輸出取立手形に適用される相場を電信買相場 TTBという。

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FX用語集 「電信売相場」の解説

電信売相場

銀行が公示する対顧客電信買相場のことです。銀行がお客様から外貨を買う際の値段(お客様にとっては外貨の売値)を指しています。米ドルの場合、仲値に銀行の手数料として1円を差引いたレートがこちらになります。

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