電子式手ぶれ補正(読み)デンシシキテブレホセイ

デジタル大辞泉 「電子式手ぶれ補正」の意味・読み・例文・類語

でんししき‐てぶれほせい【電子式手ぶれ補正】

ビデオカメラなどで撮影する際の手ぶれを防ぐための機構の一。イメージセンサー上に一回り小さな画像記録領域を設け、センサーで感知した撮影者の手ぶれを相殺するようにその記録領域をずらし、手ぶれが目立たない画像を記録する。イメージセンサー全体を記録領域として利用できないため、補正を行わない場合に比べて若干画質劣化を伴う。平成17年(2005)頃からは、デジタルカメラなどの静止画向けの補正技術も普及しはじめた。→イメージセンサーシフト式手ぶれ補正光学式手ぶれ補正

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「電子式手ぶれ補正」の解説

電子式手ブレ補正 (ビデオカメラ)

スチルカメラとは異なり、ビデオカメラでは、コマとコマの間のカメラのブレが問題となる。光学式手ブレ補正ほか、撮影している画像データを解析して、前のコマから画像が大きくブレた場合は、データ上でブレを補正する「電子式」の手ブレ補正機能を搭載した機種も多い。しかしながら、撮像素子四方に手ブレ補正のための、記録とは無縁エリアを設ける必要があったり、1コマ内の手ブレを抑えることは根本的にできず、高性能機種は光学式手ブレ補正採用へと移行している。

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