手ぶれ(読み)テブレ

デジタル大辞泉 「手ぶれ」の意味・読み・例文・類語

て‐ぶれ【手ぶれ】

写真などを撮る際に、カメラを持つ手が振れること。また、そのために画像がぼけること。

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精選版 日本国語大辞典 「手ぶれ」の意味・読み・例文・類語

て‐ぶれ【手ぶれ】

  1. 〘 名詞 〙 手が揺れ動くこと。特に、カメラのシャッターを押す際に、手が動いてぶれること。また、そうしてできた画像のぶれ。
    1. [初出の実例]「どれもこれもひどい手ぶれで、使いものにならない」(出典:モゴール族探検記(1956)〈梅棹忠夫〉七)

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カメラマン写真用語辞典 「手ぶれ」の解説

手ブレ

 カメラを三脚などにセットせずに手持ち撮影する場合に、シャッターを切った瞬間にカメラが動いて、ブレが起きてしまうこと。スローシャッター故意にブレさせた「被写体ブレ」とは異なり、失敗のひとつである。この手ブレを防止するには、カメラをしっかり構えることが重要だが、そのほかにシャッター速度を使用しているレンズの焦点距離分の1秒以上の速いシャッターを切るといいと言われる。この焦点距離分の1秒は「手ブレ限界速度」とも言われ、 手ブレ補正機構 の付いたレンズやカメラでは、この限界速度から2~3段遅いシャッター速度で写しても手ブレが防止されると言われる。

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