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電子書籍リーダー でんししょせきりーだー

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知恵蔵の解説

電子書籍リーダー

電子書籍を読む専用端末のこと。「電子書籍」には携帯電話向けのものやインターネット経由でパソコンで読めるもの、CD-ROMなどの電磁媒体で発売されているものも多いが、電子書籍リーダーで読む電子書籍もある。
代表的な電子書籍リーダーとしては、米国アマゾンの「Kindle」、韓国サムソンの「Papyrus」、ソニーの「Reader」などがある。基本的な形態としては、縦型で、電子ペーパーなどを利用したモニターがあり、下部のキーボードなどで操作する、というものだ。
日本では、松下電器が「ΣBook」を発売し、またソニーも2004年に「LIBRIe(eの上に「´」アキュート・アクセントがついている)」を発売したが、コンテンツが増えず売れ行きも伸びず販売を終了している。ソニーは電子書籍リーダーの販売拠点を米国に移し、現在では欧米で電子書籍リーダー「Reader」を販売している。一方、「LIBRIe(eの上に「´」アキュート・アクセントがついている)」に影響されて開発が始まった米アマゾンの「Kindle」は、07年11月に初代機が発売され、09年6月には第3世代の機種が発売された。09年10月19日には日本でも販売が開始された(ただし、米アマゾンに直接発注する必要がある)。なお、「Reader」も「Kindle」も日本語対応版は発売されていない。
他にも、米大手書店Barnes&Noble がGoogleAndroidを搭載した電子書籍リーダー「nook」を09年11月末に発売した。「nook」は友人に電子書籍を無料で14日間「貸す」ことができるのが特徴。
「Reader」はGoogleとの提携により60万タイトル以上のコンテンツ数を誇っている。「Kindle」のタイトル数は28万5千点以上になっている。「Nook」の販売元であるBarnes & Noble社は100万点以上の電子書籍のラインナップを持つ。2010年春にはアップル電子書籍端末を発売することも発表された。
一方、日本では電子書籍リーダーの普及に向けた壁は高い。米国では電子書籍の値段の安さが人気の鍵となっているが「再販売価格維持制度」の関係で出版社に販売価格の決定権があり、米国のように電子書籍配給側が価格を自由に決定することは現状では不可能で、そのため電子書籍の格安販売は難しいからである。

(小林拓矢  フリーライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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デジタル大辞泉の解説

でんししょせき‐リーダー【電子書籍リーダー】

電子書籍専用の表示端末。片手で持てるほどの大きさで携帯できるものが多く、インターネットを通じて電子書籍のデータダウンロードしたり、メモリーカードから読み込んだりして利用する。ソニーリーダーアマゾンキンドルをはじめ、表示部分に電子ペーパーを採用する端末もある。電子書籍端末。電子書籍ビューアー。デジタルブックリーダー。eブックリーダー

出典|小学館
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IT用語がわかる辞典の解説

でんししょせきリーダー【電子書籍リーダー】

電子書籍を閲覧するための装置。ノートのように薄く軽量で、持ち運びに適している。データ通信機能を備えているものもあり、電子書籍のインターネットサイトに接続して書籍データを購入することができる。書籍データ保存のための外部記憶装置も備える。他の持ち運びできる電子装置に比べて、バッテリーの持続時間が長い。◇「電子ブックリーダー」「電子書籍端末」ともいう。

出典|講談社
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