電子書籍を表示するための専用端末。日本では2004年(平成16)にソニーが「リブリエLIBRIé」を発売したのが端緒である。このときには書籍をデータ化したコンテンツの数が少なく普及しなかったが、2007年にアメリカのアマゾン社が、多くのコンテンツをラインナップしたうえで「キンドルKindle」を発売したことで普及期に入った。ソニーも「リーダーReader」のブランド名で再参入し、アメリカ最大手書店のバーンズ&ノーブルBarnes & Nobleが「ヌックNOOK」で参入するなど、複数の会社が電子書籍端末に乗り出したことで市場が形成された。日本でも2012年11月に日本語版キンドルが発売された。しかし、電子書籍はiPad(アイパッド)のようなカラー液晶を用いたタブレット型端末でも読むことができるため、専用端末の普及は頭打ちの傾向にある。
[編集部]
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