頭打ち(読み)アタマウチ

デジタル大辞泉 「頭打ち」の意味・読み・例文・類語

あたま‐うち【頭打ち】

物事限界に達してこれ以上には向上しえない状態になること。「生産量頭打ちになる」
上昇を続けてきた相場が、それ以上上がらなくなること。
[類語]限界限度極限限り最大限手一杯目一杯際限きわ上限下限北限ぎりぎりリミット

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精選版 日本国語大辞典 「頭打ち」の意味・読み・例文・類語

あたま‐うち【頭打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相場、給料などが一定の限界に達して、それ以上あがらなくなること。天井打ち。ずうち。〔取引所用語字彙(1917)〕
  3. 物事が限界に達して、進展見込みがないこと。
    1. [初出の実例]「やがてその上昇は頭打ちせざるをえぬことを意識せぬままに」(出典:南方熊楠の学風(1952)〈桑原武夫〉)

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