電波伝搬遅延(読み)でんぱでんぱんちえん

最新 地学事典 「電波伝搬遅延」の解説

でんぱでんぱんちえん
電波伝搬遅延

delay of microwave propgation

人工衛星から発せられる電波は電離層や大気圏を伝播するときに屈折するため,衛星から地上までの電波の伝播距離が長くなる。これを電波伝播遅延という。電離層を通過する電波の屈折率は周波数依存するので,複数周波数の電波を発しているGNSSでは電離層の影響は抽出できるが,SAR衛星は1周波数の電波しか発していないので電離層の影響を除去するのは困難である。また,大気による屈折率は周波数依存しないので,GNSS・SARどちらの観測においても測位の誤差源となる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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