出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…日本では18世紀の末ごろに江戸の砂村(現在の東京都江東区の一部)で市中のごみを発熱材料とした油紙障子の温床が作られ,ナスやキュウリの促成栽培が行われたのがはじめである。一方,電熱を熱源とした温床(電熱温床)は1932年にノルウェーで実用化され,日本では第2次大戦後急速に普及した。 温床の熱源として発酵熱を利用する場合には,温床の底に厩肥(きゆうひ),わら,落葉などの有機物を入れ,適当量の水を加えて踏み固めた後,発熱するのを待って床土を入れる。…
※「電熱温床」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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