電熱温床(読み)デンネツオンショウ

デジタル大辞泉 「電熱温床」の意味・読み・例文・類語

でんねつ‐おんしょう〔‐ヲンシヤウ〕【電熱温床】

苗床電熱熱源として利用した温床

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精選版 日本国語大辞典 「電熱温床」の意味・読み・例文・類語

でんねつ‐おんしょう‥ヲンシャウ【電熱温床】

  1. 〘 名詞 〙 熱源として電熱を利用した温床。床土の下に電熱線を配し、サーモスタットなどをつけて必要な温度一定に保たせるようにしたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「電熱温床」の意味・わかりやすい解説

電熱温床
でんねつおんしょう

苗床の床下に電熱線を敷いて加温する方式の温床。

[編集部]

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改訂新版 世界大百科事典 「電熱温床」の意味・わかりやすい解説

電熱温床 (でんねつおんしょう)

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世界大百科事典(旧版)内の電熱温床の言及

【温床】より

…日本では18世紀の末ごろに江戸の砂村(現在の東京都江東区の一部)で市中のごみを発熱材料とした油紙障子の温床が作られ,ナスやキュウリの促成栽培が行われたのがはじめである。一方,電熱を熱源とした温床(電熱温床)は1932年にノルウェーで実用化され,日本では第2次大戦後急速に普及した。 温床の熱源として発酵熱を利用する場合には,温床の底に厩肥(きゆうひ),わら,落葉などの有機物を入れ,適当量の水を加えて踏み固めた後,発熱するのを待って床土を入れる。…

※「電熱温床」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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