霊宗神道(読み)れいそうしんとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「霊宗神道」の意味・わかりやすい解説

霊宗神道
れいそうしんとう

仏教神道の一つ。 (1) 釈潮音の『大成経』の原理に基づいて組織化した神道をいい,祖述者依田貞鎮の『霊宗全書』がある。アメノオモイカネノミコトを始祖とし,諸妄,諸恣のないことを霊宗といい,仏教の立場から,神道,儒教,仏教の統一をはかったもの。 (2) 天台宗の僧乗因 (1682~1739) の唱えた戸隠山霊宗神道。戸隠中院の祭神アメノオモイカネノミコトを教祖とし,『老子道徳経』を経典とし,戸隠山両界山脈伝授という独自の灌頂儀式を制定しようとしたが失敗し,乗因は八丈島に流された。

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