霜野村(読み)しものむら

日本歴史地名大系 「霜野村」の解説

霜野村
しものむら

[現在地名]鹿央町霜野

西の国見くにみ山と東の金比羅こんぴら(二六三・五メートル)に挟まれた北に開く帯状の谷の谷頭部に位置し、北は仁王堂におうどう村と接する。「国誌」に正安四年(一三〇二)一一月一一日の後伏見院綸旨として所載する康平寺文書に、「肥後国霜野荘康平寺」とあるが、同文書は検討の余地がある。慶長国絵図に「下野村」とある。「国誌」には「下野又霜野、里俗内山村ト云」と記すが、同書草稿には「山内ト云小村アリ」とあったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android