霧吹き(読み)きりふき

大辞林 第三版の解説

きりふき【霧吹き】

液体を霧のように吹きかけること。また、そのための道具。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

霧吹き
きりふき

液体を霧のように吹きかける器具。農業、園芸用では殺虫剤をまくのに用いる。裁縫用としては、地直し、仕上げをするとき、綿織物・毛織物・芯地(しんじ)など、布に湿り気を与えたいときに使用する。水を入れた容器に噴霧器を取り付け、突起した頭の部分を押して霧を出す。専門家が使うポンプで器内の空気を圧縮して用いる噴霧器もある。プラスチック、ガラス、金属などでできている。[岡野和子]

原理


口で吹く型
のように、円管A・Bを直角に組み合わせ、Bの端を容器V中の液体の中に入れ、Aに強い気流を送ると、気体は細い口Jからジェットとなって流出する。このとき、V内の液体が吸い上げられ、Kから気流の中に混じって噴出し、霧をつくる。液体がB管内を吸い上げられるのは、Bの口元Kの圧力がベースプレッシャーとなり、大気圧より低くなることによっている。[馬淵昭夫]
装置を手で扱う型
ポンプによって、螺旋(らせん)状の溝をもつノズル(噴き出し口)に、液体を押し上げて回転させると、液体が出口で広がろうとするため、霧状の粒になって噴き出す仕組みのものである。[馬淵昭夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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