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気流 きりゅう air current

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気流
きりゅう
air current

空気の流れ。空気の流れは水平方向と垂直方向,およびその両者の混合に分かれる。通常水平方向の流れをと呼ぶ。水平の流れに対し垂直の流れは小さいが,台風低気圧,雷雲,積雲などの上昇気流高気圧フェーンなどの下降気流は天気を支配する重要な気象要素である。

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デジタル大辞泉の解説

き‐りゅう〔‐リウ〕【気流】

温度や地形の変化によって大気中に起こる空気の流れ。「気流に乗って飛行する」

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大辞林 第三版の解説

きりゅう【気流】

空気の流れ。風。 「乱-」 「上昇-」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

気流
きりゅう
air stream

空気の流れ。風とほとんど同義であるが、風が一点における空気の流れを意味するのに対し、気流は風の空間的な広がりを問題にする場合に用いることが多い。[木村龍治]

気流の分類

運動学では、水平気流を4種に分類する。平行流とは、すべての空気が一方向に流れるものをいう。流速は場所によって変化してもよい。とくに、流速が場所によらず一定の平行流を一様流という。収束流とは、一点に向けて空気が集まるものをいう。地上付近の気流が収束流であれば、かならず上昇気流が生じる。発散流とは、一点から空気が離れていくものをいう。地上付近の気流が発散流であれば、かならず下降気流が生じる。合流型の気流とは、逆の方向から集まった気流があわさって別の方向に離れているものをいう。集まる方向に気温勾配(こうばい)が存在すると、気温が空気塊に固定されている場合、時間とともに気温勾配が大きくなるので、前線を形成する傾向がある。[木村龍治]

気流の表し方

一般的には各点における速度ベクトルの分布によって気流を表す。気象学では、風速を表す矢羽根の分布で気流を表すことが多い。流体力学では流線や流跡線によって気流を表す。流線とは、線の方向が速度ベクトルに平行で、線の間隔が速度の大きさに比例するような曲線群である。流跡線とは、流れの中に置かれた物体が流されていく経路を示す曲線である。[木村龍治]

野外の気流

野外の気流はほぼ水平で、対流圏の代表的な風速は毎秒10メートル程度。ジェット気流の中心部や竜巻の内部では毎秒100メートルを超す風速が生じることがある。地上付近の気流は一般に乱流で、風向・風速が不規則に変化する。この現象は風の息とよばれる。上空の気流は地上付近の気流ほどは乱れていないが、山岳の風下などで局所的に乱流が発生することがある(乱気流)。山岳の風上側では、山麓(さんろく)に沿って上昇気流が生じることが多く、フェーン現象の原因になる。[木村龍治]

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世界大百科事典内の気流の言及

【風】より

…また,太陽から放出されるプラズマの流れを太陽風という。なお上向きや下向きの空気の流れは気流と呼んで一般に風とは区別している。風はベクトル量であるから,ふつう風向と風速の二つの量で示されるが,気象学の分野で理論的な取扱いをするときは,東西成分と南北成分に分けて考えることが多い。…

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