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霰文 アラレモン

大辞林 第三版の解説

あられもん【霰文】

小さな正方形を縦横に連続させて表した地文。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

霰文
あられもん

石畳、市松と同様、正方形のパターンを縦横に連続した地文。とくに小形の市松文様を霰文とよぶ。幾何学文様のうちでももっとも単純な形式であるため、世界各地で古くから使用されている。わが国では正倉院の錦(にしき)に、霰地に花文を上文として散らしたものがあり、奈良時代からすでに用いられていたことが知られるが、本格的にこの文様が賞用されるようになったのは、平安時代以後のことである。とくに、霰地に(かもん)を浮き文として織り出した「に霰」は有職(ゆうそく)模様のもっとも代表的なものである。なお霰文は茶の湯の釜(かま)の地文としてもしばしば使用された。村元雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の霰文の言及

【有職文様】より

…内区に五弁花,花菱,竜胆,丁字などが収められる。(8)霰(あられ)文 方形を密に並べた文様で,大型方形の石畳文に対して小型のものを霰文と呼んだ。窠文と組み合わせて使われることが多く,それを〈窠に霰〉といった。…

※「霰文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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