青房(読み)アオブサ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「青房」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぶさあを‥【青房・青総】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青色ふさ牛馬の尻にかける青ひものふさなど。
    1. [初出の実例]「黒糸の鎧に、五枚甲(かぶと)の緒を縮めて、白栗毛の馬に青総懸て乗たるが、馬をしづしづと歩ませて」(出典太平記(14C後)九)
  3. 大相撲で、土俵上のつり屋根の北東のすみに垂らす青色のふさ。春と青龍を表わす。青柱に代えて昭和二七年(一九五二)秋場所から採用された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む