青木宣親(読み)あおきのりちか

知恵蔵mini 「青木宣親」の解説

青木宣親

プロ野球選手(外野手)。175センチ、83キロ。1982年1月5日、宮崎県生まれ。宮崎県立日向高等学校、早稲田大学を経て、03年、ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズ入団。05年には、セ・リーグ初、プロ野球史上2人目となるシーズン200本安打を達成、新人王を獲得。06~08年と3年連続でベストナインゴールデングラブ賞を獲得した。06年、09年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として活躍し、08年には北京五輪に出場した。ヤクルトでの通算成績は、1284安打、385打点、164盗塁、打率.329。12年、米MLBのミルウォーキー・ブルワーズに入団、151試合に出場し、出塁率.355、30盗塁と活躍。翌13年は155試合出場、出塁率.356、両リーグ中最小の三振率5.9パーセントを記録した。13年12月5日、ウィル・スミス投手との交換トレードにより米カンサスシティ・ロイヤルズに移籍することが発表された。

(2013-12-9)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青木宣親」の解説

青木宣親 あおき-のりちか

1982- 平成時代のプロ野球選手。
昭和57年1月5日生まれ。日向高から早大(大学3年東京六大学秋季リーグ戦首位打者)をへて,平成15年ヤクルトスワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)に入団。翌年巨人戦で初出場。右投げ左打ち。17年外野中堅手のレギュラーとして安打を量産,セリーグ新記録の202安打をマークし,首位打者(3割4分4厘),新人王となる。翌年最多安打,41盗塁で盗塁王。19年首位打者,最高出塁率。17年から7年連続でベストナインにえらばれる。22年1000本安打を達成。同年209安打を打ち,3度目の首位打者。24年ポスティングシステム(入札制度)でアメリカ大リーグのミルウォーキー・ブルワーズに移籍,2年間で306試合に出場。25年カンザスシティ・ロイヤルズに移籍,27年サンフランシスコ・ジャイアンツに移籍。宮崎県出身。

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