青目(読み)アオメ

デジタル大辞泉 「青目」の意味・読み・例文・類語

あお‐め〔あを‐〕【青目/青眼】

眼球虹彩こうさいの青みがかったもの。白人に多くみられる。碧眼へきがん

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精選版 日本国語大辞典 「青目」の意味・読み・例文・類語

あお‐めあを‥【青目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青い色の眼球。また、そういう目の人。西洋人をいった。
    1. [初出の実例]「碧眼(アヲメ)奴め、威張りくさる」(出典:戊辰物語(1928)〈東京日日新聞社会部〉五十年前)
  3. 青竹で編んだ籠や垣根などの、青い編み目。
    1. [初出の実例]「魚鳥入し青目(アヲメ)の組籠杉重にさまざまの菓子を入」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)四)

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世界大百科事典(旧版)内の青目の言及

【中論】より

…そのうえで,世俗諦(せぞくたい)(世俗の立場からの真理),第一義諦(究極的な真理)の二つの立場から真理は表明されるとする。注釈として,青目(しようもく)(ピンガラPiñgala)のもの(漢訳現存)や月称(チャンドラキールティCandrakīrti)の《プラサンナパダーPrasannapadā》(サンスクリット原典現存)などがある。【末木 文美士】。…

※「青目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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