青蜂(読み)セイボウ

デジタル大辞泉 「青蜂」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぼう【青蜂】

膜翅まくし目セイボウ科の昆虫総称。小形ないし中形のハチで、硬い皮膚をもち、青藍赤紫・赤緑色などで金属光沢がある。イラガセイボウイラガ幼虫体外寄生し、ほかはすべて他のハチの幼虫に寄生する。

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精選版 日本国語大辞典 「青蜂」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぼう【青蜂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. セイボウ科のハチ。体長一・五~二センチメートル。体は太く、長楕円形で、美しい紫藍色または青藍色に輝く。八、九月ころ発生し、多く花に集まる。幼虫はトックリバチなどの巣に寄生して育つ。本州以南の各地に分布。おおせいぼう。
    1. [初出の実例]「せいぼう〈略〉は本邦産最大の青蜂にして」(出典:日本昆虫学(1898)〈松村松年〉昆虫の分類)
  3. セイボウ科に属するハチの総称。体色は金属光沢に富む青、紫、緑、赤などで美しい。多くの幼虫は他のハチに寄生する。日本にはオオセイボウ、ヨツバコセイボウなど三五種が分布する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「青蜂」の解説

青蜂 (セイボウ)

学名Stilbum cyanurum
動物。セイボウ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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