デジタル大辞泉 「刺蛾」の意味・読み・例文・類語 いら‐が【▽刺×蛾】 イラガ科のガ。体はふっくらし、黄色で、翅はねの開張33ミリくらい。前翅の先半分が褐色、付け根のほうは白褐色。幼虫は「いらむし」とよばれ、毒針をもち、人が触れると痛い。カキ・カエデ・ヤナギなどの葉を食べる。繭は「すずめのしょうべんたご」とよばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「刺蛾」の意味・読み・例文・類語 いら‐が【刺蛾】 〘 名詞 〙 イラガ科のガ。はねの開張一~一・五センチメートル。全体に黄褐色を帯び、前ばねに二本の褐色の縞がある。幼虫はイラムシと呼ばれ、体長約二・五センチメートルの毛虫。さなぎは「すずめたご」「すずめのしょうべんたご」と呼ばれる卵形の堅い繭の中で越冬し春に羽化する。日本各地に分布。[初出の実例]「タナゴ釣には玉虫と称するイラ蛾(ガ)の幼虫が最もよく」(出典:旅‐昭和九年(1934)一一月号・十一月の釣〈魚住清適〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「刺蛾」の解説 刺蛾 (イラガ) 学名:Cnidocampa flavescens動物。イラガ科の昆虫 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報