刺蛾(読み)イラガ

デジタル大辞泉 「刺蛾」の意味・読み・例文・類語

いら‐が【×蛾】

イラガ科のガ。体はふっくらし、黄色で、はねの開張33ミリくらい。前翅の先半分が褐色、付け根のほうは白褐色。幼虫は「いらむし」とよばれ、毒針をもち、人が触れると痛い。カキ・カエデ・ヤナギなどの葉を食べる。繭は「すずめのしょうべんたご」とよばれる。

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精選版 日本国語大辞典 「刺蛾」の意味・読み・例文・類語

いら‐が【刺蛾】

  1. 〘 名詞 〙 イラガ科のガ。はねの開張一~一・五センチメートル。全体に黄褐色を帯び、前ばねに二本の褐色の縞がある。幼虫はイラムシと呼ばれ、体長約二・五センチメートルの毛虫。さなぎは「すずめたご」「すずめのしょうべんたご」と呼ばれる卵形の堅い繭の中で越冬し春に羽化する。日本各地に分布
    1. [初出の実例]「タナゴ釣には玉虫と称するイラ蛾(ガ)の幼虫が最もよく」(出典:旅‐昭和九年(1934)一一月号・十一月の釣〈魚住清適〉)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「刺蛾」の解説

刺蛾 (イラガ)

学名Cnidocampa flavescens
動物。イラガ科の昆虫

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