青野原下新田村(読み)あおのはらしもしんでんむら

日本歴史地名大系 「青野原下新田村」の解説

青野原下新田村
あおのはらしもしんでんむら

[現在地名]加西栄町さかえちよう

桑原田くわはらだ村の東に位置し、南は網引あびき村。もと青野原と称した原野の一部で、下野したのとよばれ加西・加東かとう両郡村々の入会秣場であった。幕府の新田開発の要請を受けて、享保八年(一七二三)に網引村庄屋高田六郎右衛門政信が代官に願出て下野の開発に着手した(三枝家文書)。開発当初は青野村に対して加西・加東青野原新田または網引新田と称したが、青野原中新田が開発されるに及んで青野原下新田とよばれるようになった。郡境に位置したことからさかい新田とも称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む