青黄粉(読み)あおぎなこ

精選版 日本国語大辞典 「青黄粉」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぎなこあを‥【青黄粉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青大豆をいって粉末にした食品きなこ抹茶を混ぜたものもある。
    1. [初出の実例]「乾物屋へ往(いっ)て、青黄粉(アヲキナコ)を少々求めて参りました」(出典:落語・素人茶道(1893)〈三代目春風亭柳枝〉)
  3. 碾茶(ひきちゃ)をたわむれていう。
    1. [初出の実例]「大方晩には青黄粉(アヲギナコ)の又喫(の)みっくらをするだらうが、あんな真似(まね)をして娯(たのし)むとは」(出典:歌舞伎・忠臣蔵年中行事(1877)一〇月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む