精選版 日本国語大辞典 「青黄粉」の意味・読み・例文・類語 あお‐ぎなこあを‥【青黄粉】 〘 名詞 〙① 青大豆をいって粉末にした食品。きなこに抹茶を混ぜたものもある。[初出の実例]「乾物屋へ往(いっ)て、青黄粉(アヲキナコ)を少々求めて参りました」(出典:落語・素人茶道(1893)〈三代目春風亭柳枝〉)② 碾茶(ひきちゃ)をたわむれていう。[初出の実例]「大方晩には青黄粉(アヲギナコ)の又喫(の)みっくらをするだらうが、あんな真似(まね)をして娯(たのし)むとは」(出典:歌舞伎・忠臣蔵年中行事(1877)一〇月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例