静間知次(読み)シズマ トモジ

20世紀日本人名事典 「静間知次」の解説

静間 知次
シズマ トモジ

明治・大正期の陸軍中将 陸軍工兵監。



生年
明治9年5月5日(1876年)

没年
大正15(1926)年12月7日

出生地
山口県

学歴〔年〕
陸士(第7期)〔明治29年〕卒,陸軍砲工学校卒

経歴
工兵少尉に任官、以来累進して大正14年陸軍中将に昇級。この間、野戦鉄道提理部員(日露戦後時)、参謀本部員、陸軍砲工学校及び陸軍大学校教官を経て、大正4年伊太利大使館付武官となり、第一次大戦欧州戦線に従軍。のち国際連盟軍事常設委員、大正9年国連航空代表、12年参謀本部付、13年2月第17師団司令部付、同年12月砲工学校長、15年工兵監など歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

朝日日本歴史人物事典 「静間知次」の解説

静間知次

没年:大正15.12.7(1926)
生年:明治9.5.5(1876)
明治大正期の陸軍軍人。山口県出身。明治29(1896)年陸軍士官学校卒。日露戦争(1904~05)では野戦鉄道部提理部員として出征。大正4(1915)年イタリア大使館付武官として第1次世界大戦欧州戦線に従軍。国際連盟軍事常設委員,同空軍代表などを務めた。14年中将に進み工兵監在職中に死亡

(小池聖一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「静間知次」の解説

静間知次 しずま-ともじ

1876-1926 明治-大正時代の軍人。
明治9年5月5日生まれ。日露戦争に野戦鉄道提理部員として従軍。戦後,陸軍砲工学校教官,イタリア大使館付武官などをつとめ,大正9年国際連盟空軍代表,13年砲工学校長となる。14年中将。15年工兵監となり,同年12月7日死去。51歳。山口県出身。陸軍士官学校卒。旧姓高柳

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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