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非対称型通信

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

非対称型通信

データ通信では、通信路の両端にあるコンピューター同士でデータ交換を行なう。この際、双方向通信速度それぞれ異なるような通信を非対称型通信と呼ぶ。モデム規格であるV.90では、ホストから端末へのダウンリンクでは56kbpsでの高速通信が可能だが、逆に端末からホストへのアップリンクでは、33600bpsで通信を行なう。このようにV.90は、ダウンリンクとアップリンクで通信速度が異なるので、非対称型通信である。通信路のバンド幅(データ転送能力)は一定なので、全二重で通信を行なうためには、通信路には上りと下りの双方向の転送能力を加えたバンド幅が必要とされる。したがって片方向で保証する転送能力を低減すれば、もう一方の転送能力を向上させることができる。通信の用途によっては、片方向の通信量が圧倒的に多い場合がある。このような用途では、通信量の多いほうに多くのバンド幅を割り当てると、効率のよい通信が可能となる。InternetWWWを利用する場合、WWWサーバーからクライアントへの通信量が圧倒的に多く、逆にクライアントからサーバーへの通信はそれほどでもない。このような用途には、ダウンリンク(サーバー→クライアント)側が高速な非対称型通信が向いている。これに対し、テレビ電話のような用途では、双方向に大量のデータがやり取りされるので、非対称通信ではなく、対称型の通信が向いている。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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