旺文社世界史事典 三訂版 「非暴力・不服従運動」の解説
非暴力・不服従運動
ひぼうりょく・ふふくじゅううんどう
ガンディーが南アフリカでの厳しい人種差別に反対する中で形成したサティヤーグラハ(真理の把握)に起源を有し,ヒンドゥー教の不殺生の教理(アヒンサー)にもとづく。第1次は1919〜22年,第2次は1930〜34年に行われた。イギリス当局へのローラット法・インド統治法(モンターギュ改革)撤廃運動から,小作料不払い運動(ガンディーはこれには反対)に発展し,反封建・反帝国主義運動の高揚をみた。
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