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非関税措置 ひかんぜいそち non‐tariff measures

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知恵蔵2015の解説

非関税措置

非関税障壁(NTB:non‐tariff barriers)ともいう。輸入阻害をもたらす制度、措置、慣行などで、関税以外のものの総称。大別すれば、(1)国内産業の保護を目的とした直接的な輸入数量制限措置、(2)輸入にかかわる諸手続きなどが複雑であったり、迅速性を欠いていたり、恣意的な運用がされたりする場合(関税評価制度、EUの原産地規則など)、(3)衛生、健康上の理由、など。貿易を阻害する意図は持たないが、貿易に影響を及ぼす措置(基準認証制度、検疫制度)で、アクセスする側からすれば、自国にない制度や慣行はNTMと決め付けがちである。日本の場合、流通機構への参入の困難性や、国内メーカーと販売店における系列取引なども貿易障壁と指摘される。

(永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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