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原産地規則 げんさんちきそく rule of origin

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原産地規則
げんさんちきそく
rule of origin

ある製品がどの国の製品であるかを決定する規則。経済のボーダーレス化に伴い,1つの製品に対して複数の原産地が存在するという現象がふえてきている。たとえば,A国ですべての部品を生産し,B国で組立て,C国で最終的な仕上げを行うような場合,完成製品はどの国の製品とみなすべきかという問題が生じる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

原産地規則

貿易商品の原産地がどこの国であるのか、「商品の国籍」を判定するためのルール。ただし、企業活動グローバル化水平分業の進展に伴い、複数国の原料・部品を使用し複数国で加工して完成品が出来上がるというケースが増え、「商品の国籍」を1カ国に特定することが難しくなっている。現実には、EUの市場統合や、北米自由貿易協定などの地域統合が進むにつれ、その商品が域内原産なのか域外原産なのかの区別の重要性が増してきたこと、さらには、アンチダンピング関税と関連して、ダンピングと認定された国の原産か、第三国で生産されたかが重要な問題となった。WTOでは、ローカルコンテント(現地調達率)の要求はガット違反の措置として禁止されたが、原産地規則の国際的統一は、WTOの今後の課題である。

(永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

げんさんち‐きそく【原産地規則】

国際的に取引される商品の原産地を判定するために用いられるルール。特恵税率協定税率の適用の可否を判断するために用いられる。国際的に統一されたものはなく、各国または各地域貿易協定の参加国が独自に定めている。

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大辞林 第三版の解説

げんさんちきそく【原産地規則】

輸入国が、輸入産品の生産国を特定するために制定する規則。関税賦課など、本来は無差別でなければいけないが、自由貿易地域を設定した場合など、国によって異なる待遇が認められる場合に、どこの国の産品かを確定するために必要とされる。

出典|三省堂
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