面従(読み)メンジュウ

デジタル大辞泉 「面従」の意味・読み・例文・類語

めん‐じゅう【面従】

[名](スル)人の面前でだけ服従すること。
「白場の如く叩頭―するは」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「面従」の意味・読み・例文・類語

めん‐じゅう【面従】

  1. 〘 名詞 〙 人の面前でだけ服従すること。うわべばかりへつらい従うこと。
    1. [初出の実例]「面従非忠也」(出典日本外史(1827)三)

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普及版 字通 「面従」の読み・字形・画数・意味

【面従】めんじゆう

へつらう。〔漢書、成帝紀〕(建始三年冬十二月)戉申、日地震あり、甚だ懼る。其れ各失を思はば、白に之れを陳(の)べよ。女(なんぢ)面從し、いて後言ること無(なか)れ。

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