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音楽社会学 おんがくしゃかいがくsociology of music

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

音楽社会学
おんがくしゃかいがく
sociology of music

音楽と,それを生み出した基盤である社会との関係を研究する学問で,音楽学の一分野。音組織の社会学としての M.ウェーバー,K.ブラウコプフ,空間音響学的な E.ジークマイスター,社会哲学的な T.アドルノ,現代ドイツ社会学の傾向を示す A.ジルバーマンマルクス主義の立場をとる S.フィンケルシュタインらの研究がある。

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世界大百科事典内の音楽社会学の言及

【音楽】より

…大衆社会の出現とマス・コミュニケーションの発達は,19世紀までは想像もできなかったような膨大な数の聴衆を作り出したが,こうした多数の音楽ファンは,従来には見られなかったような態度で音楽に接するようになった。音楽社会学者でもあるT.W.アドルノは,1933年の論文《音楽の社会的位置について》で,音楽聴取の態度の変化に注目し,音楽に接する人々を次の六つの類型に分類した。音楽の構造を聴き取る能力をもった〈エキスパート〉,全体のまとまりを自発的に理解する〈よき理解者〉,レコードを次々に購入して聴く〈教養消費者〉,音楽を聴いて解放されることを望む〈情緒的聴取者〉,陳腐なコンサート音楽に飽きて古楽に聴きいる〈復讐型聴取者〉,ジャズだけを聴く〈ジャズファン〉である。…

※「音楽社会学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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