音締(読み)ねじめ

精選版 日本国語大辞典 「音締」の意味・読み・例文・類語

ね‐じめ【音締】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 琴や三味線などの弦を巻きしめて、調子を整えること。また、その音の冴えや音色
    1. [初出の実例]「火を焼(たく)片手にも音(ネ)しめの糸をはなさず」(出典浮世草子・好色一代男(1682)二)
    2. 「意気な音締(ネジ)めの三味線を弾いて居る処もある」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉一九)
  3. 段取り。首尾
    1. [初出の実例]「君の音締(ネジ)めは、どうかどうか」(出典:歌舞伎・敵討天下茶屋聚(1832)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む