須田新田(読み)すだしんでん

日本歴史地名大系 「須田新田」の解説

須田新田
すだしんでん

[現在地名]波崎町須田

鹿島灘沿岸にあり、北は柳川やながわ新田、西は太田おおた新田。須田官蔵が太田新田内の字外山を開発した新田村で、文政一〇年(一八二七)その子佐蔵は開発の進展に伴い幕府検地を申請したが、本村との境界分けに関して争論となり独立は実現しなかった。その後、天保三年(一八三二)再度の検地申請の結果、正式に高入され、須田新田として自立し(「須田新田・太田新田両村肥揚場一件済口証文」太田家文書)、天保郷帳の村高は七七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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