須知郷(読み)しゆちごう

日本歴史地名大系 「須知郷」の解説

須知郷
しゆちごう

和名抄」にみえるが高山寺本・刊本とも訓を付していない。現船井郡丹波町に須知の地名があり遺名と考えられ、現音「しゅうち」から仮に「しゅち」とした。

中世、当地には国人須智氏があり、「太平記」巻九の「足利殿着御篠村、則国人馳参事」によれば元弘三年(一三三三)四月に足利尊氏がしの(現亀岡市)で布陣した際にはせ参じた者の一人として「志宇知」氏がいる。観応三年(一三五二)八月日付中津川秀家軍忠状(遠山文書)に「須智之城」が記され、城跡は須知の東方市森いちもり(現丹波町)にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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