須磨浦(読み)すまのうら

精選版 日本国語大辞典 「須磨浦」の意味・読み・例文・類語

すま‐の‐うら【須磨浦】

  1. 神戸市須磨区の海岸白砂青松景勝地で、福祥寺須磨寺)、松風村雨堂、一ノ谷、敦盛塚などがある。
    1. [初出の実例]「わくらばに問ふ人あらばすまのうらにもしほたれつつわぶとこたへよ〈在原行平〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九六二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の須磨浦の言及

【須磨】より

…背後に六甲山地の西端に当たる高取山,鉄拐(てつかい)山,鉢伏(はちぶせ)山をめぐらし,南西は明石海峡をへだてて淡路島に対する。海岸の須磨浦は白砂青松の景勝地として古来著名である。須磨はまた摂津国の西端,畿内の西の境界に当たり,播磨との交通・軍事上の要衝であった。…

※「須磨浦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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