山川 日本史小辞典 改訂新版 「領知朱印状」の解説
領知朱印状
りょうちしゅいんじょう
豊臣政権および江戸時代,豊臣秀吉や将軍が発給した知行を安堵する文書。将軍の代替りのほか,大名の新規取立てや転封の際に発給された。江戸時代,10万石以上の大名には判物(はんもつ)が与えられたが,両者を総称して「御朱印」とよばれた。別紙として領知目録がそえられる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報