頚板(読み)くびいた

精選版 日本国語大辞典 「頚板」の意味・読み・例文・類語

くび‐いた【首板・頸板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 討ち取った敵の首をのせる板。板は裏から表へ長い釘(くぎ)を打ち出して、首の切り口を刺して固定するようにしてある。首実検をするためなどに用いる。〔首検知之次第古事類苑・兵事二〇)〕
  3. 刑具一つ罪人の首にはめて枷(かせ)とする、首がはいる大きさの穴をあけた板。
    1. [初出の実例]「大賀彌四郎おば岡崎之つぢにあなをほり、頸板をはめ」(出典:三河物語(1626頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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