頚輪(読み)くびわ

精選版 日本国語大辞典 「頚輪」の意味・読み・例文・類語

くび‐わ【首輪・頸輪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 首にかける装飾用の輪。首飾りネックレス。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
    1. [初出の実例]「この朝我れはすみれをたいて我がひややかなる頸輪をあたためた」(出典:Ambarvalia(1933)〈西脇順三郎〉拉典哀歌・紙芝居)
  3. 犬や猫などの家畜の首にはめる輪。
    1. [初出の実例]「扠(さ)て黄金丸には金の頸輪(クビワ)、鷲郎には銀の頸輪をとらして、共に家の守衛(まもり)となせしが」(出典こがね丸(1891)〈巖谷小波〉一六回)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android