頭の蠅を追え(読み)あたまのはえをおえ

ことわざを知る辞典 「頭の蠅を追え」の解説

頭の蠅を追え

他人のことをとやかく言ったり世話をやく前に、まず自分問題をきちんと処理せよ。

[使用例] へん、親のそしりはしりよりかちっと自分の頭の蠅でもおうがいいや[二葉亭四迷浮雲|1887~89]

[解説] 「頭の蠅」が身にふりかかった問題や不始末を示唆する表現。「追う」は始末をつける意。自分の頭の蠅を追えということで、多く、前に「おのが」「おのれの」「自分の」「わが」を付した形で使われます。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む