デジタル大辞泉
「不始末」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふ‐しまつ【不始末】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ぶしまつ」とも )
- ① 物事をきちんと処理しないこと。だらしがないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「いやはやぶしまつな事だゾ。ふたい(二人)がふたいナゼさう気がいかねへノウ」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)二)
- ② 節約しないさま。浪費しがちであること。
- [初出の実例]「ぶしまつなるものが、しわきもののまねをするならば、ひんなる事はあるまじきか」(出典:仮名草子・ぬれぼとけ(1671)中)
- ③ 他人に迷惑をかけるような不都合な行ないをすること。また、その行為やそのさま。不埒(ふらち)。しくじり。
- [初出の実例]「此方が不始末(フシマツ)といふもんだから」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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