コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

頸部リンパ節結核 けいぶリンパせつけっかく

2件 の用語解説(頸部リンパ節結核の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

頸部リンパ節結核
けいぶリンパせつけっかく

リンパ節炎」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

頸部リンパ節結核
けいぶりんぱせつけっかく

頸部の結核性リンパ節炎のことで、結核性頸部リンパ節炎あるいは頸腺(けいせん)結核ともいい、古来「るいれき」ともよばれてきた。肺外結核のうちで、もっとも頻度の高い疾患である。男女比はほぼ1対3で女性に多い。二次結核症の一型で、陳旧性微小リンパ節病変が非特異性リンパ節炎などで再燃してくるものと思われる。初期には1ないし数個のリンパ節が孤立性に腫(は)れてくる(初期腫脹(しゅちょう)型)。やがてリンパ節周囲炎がおこると、周囲と癒着して腺塊(せんかい)を形成し、自発痛や圧痛を伴うようになる(浸潤型)。その後縮小して弾性を失い硬くなる(硬化型)が、リンパ節の中心壊死(えし)がおこって膿瘍(のうよう)化する(膿瘍型)こともある。膿瘍が自潰(じかい)して瘻孔(ろうこう)を形成する(潰瘍瘻孔型)と、難治となる。
 確定診断はリンパ節の組織診断と結核菌の証明によるが、非結核性抗酸菌による頸部リンパ節炎がみられるので抗酸菌の同定も必要である。組織所見は90%に特異所見が認められる。治療は肺結核に準ずるが、膿瘍型および潰瘍瘻孔型では外科療法が必要である。[山口智道]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone