日本歴史地名大系 「題目堂跡」の解説 題目堂跡だいもくどうあと 山口県:岩国市川西村題目堂跡[現在地名]岩国市川西四丁目川西(かわにし)の東端、錦(にしき)川に臨む道祖崎(さいざき)の地にあった日蓮宗清泰(せいたい)院の末寺。元禄一四年(一七〇一)川西清水谷(しみずだに)に清泰院の隠居所ができ、これを長要(ちようよう)庵と称したが、宝暦二年(一七五二)道祖崎に移し、同四年仏堂を建立、常題目を始め、題目堂とも称した。文化一四年(一八一七)錦見の琥珀(にしみのこはく)にあった同宗の普門(ふもん)寺の寺号を移し、以来普門寺と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by