日本歴史地名大系 「清泰院」の解説 清泰院せいたいいん 山口県:岩国市岩国城下川西町清泰院[現在地名]岩国市川西一丁目川西(かわにし)町の東の山際にあり、日蓮宗。天長山と号し、本尊は十界大曼荼羅。元禄六年(一六九三)横山寺谷口(よこやまてらだにぐち)に吉川広嘉の後室天長院が創建。同七年入仏、開山は日全。岩国藩五ヵ寺と同格とされた。一方、川西地区坂根(さかね)には清泰院末寺として、明和七年(一七七〇)に瑞蓮山竜護(りゆうご)寺が創建された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報