清泰院(読み)せいたいいん

日本歴史地名大系 「清泰院」の解説

清泰院
せいたいいん

[現在地名]岩国市川西一丁目

川西かわにし町の東の山際にあり、日蓮宗。天長山と号し、本尊は十界大曼荼羅。

元禄六年(一六九三)横山寺谷口よこやまてらだにぐちに吉川広嘉の後室天長院が創建。同七年入仏、開山は日全。岩国藩五ヵ寺と同格とされた。一方、川西地区坂根さかねには清泰院末寺として、明和七年(一七七〇)に瑞蓮山竜護りゆうご寺が創建された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android