顕露(読み)けんろ

精選版 日本国語大辞典 「顕露」の意味・読み・例文・類語

けん‐ろ【顕露】

〘名〙 (形動) はっきり現われること。明白なこと。あらわなこと。また、そのさま。露顕。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※宇治拾遺(1221頃)一五「御几帳どもをさしいだして、たてかくし、中門をさして、人をはらへども、きはめて顕露なり」 〔周礼疏‐地官・大司徒

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「顕露」の意味・読み・例文・類語

けん‐ろ【顕露】

[名](スル)はっきりあらわれること。露顕。
「その―すると、隠蔵するとを論ぜず」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「顕露」の読み・字形・画数・意味

【顕露】けんろ

外にあらわれる。

字通「顕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android