顛沛(読み)テンパイ

精選版 日本国語大辞典 「顛沛」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぱい【顛沛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. つまずき倒れること。
    1. [初出の実例]「縹嚢黄巻、吐握不弃、青簡素鉛、顛沛不離」(出典三教指帰(797頃)上)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・蕩〕
  3. 転じて、あわただしい時。とっさの場合。つかの間。
    1. [初出の実例]「造次にも顛沛にも神の徳をうけずと云ことはないぞ」(出典:日本書紀桃源抄(15C後))
    2. [その他の文献]〔論語‐里仁〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む