精選版 日本国語大辞典 「風切鎌」の意味・読み・例文・類語 かざきり‐がま【風切鎌】 〘 名詞 〙 冬、風害をさけるまじないとして、屋上に立てたり、竿の先に結んで庭の隅に立てたりする実物、または木製の鎌。かぜきりがま。《 季語・冬 》[初出の実例]「風切鎌 甲信の寒国には、風をよけんため鎌を結ひて西にむけ、棟のうへにたてる也。上方の風見の板に似たり」(出典:俳諧・新季寄(1802)一〇月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例